こんにちは。TAKASEAです。
今回はダイワのDS2650CDスパイクフェルトを履いて釣行してきたので、レビュー第2弾を書いていきたいと思います。
スパイクフェルトとフェルトスパイクと順番が逆なだけで混乱しやすいと思いますので、ここからはフェルトスパイクをフェルトピンと呼ぶようにします。
釣果はというとボウズだったんですけどね。苦笑
三角テトラ帯での釣行
今回釣行したのは三角テトラ帯!
テトラポッド、消波ブロックと一纏めにされますが様々な形が在ります。
その中でも比較的、足場の安定しやすい三角テトラ(私が呼んでるだけ、正式名称は中空三角ブロック)にメバリングにいってきました。
三角テトラは平面があるので足を置く位置を判断しやすい反面、水切れが悪いのか水平に近い面は湿気を含むと海苔のようなもの?のせいでヌルヌルする事が多いと感じます。
今回は夜間だったので角度が立っている面にも注意が必要です。
実際そのような状況で使ってみると、かなり良い印象です。
今までのフェルトピンだと滑る角度でも滑りません。
スパイクが効いている感じが全然違います。それが安心感に繋がっています。
フェルトピン(フェルトスパイク)と比較して
かなり違う印象なので、これまで使っていたフェルトピンのシューズと後日ソールを比較してみました。
私が感じたグリップ感の違いにはピンとスパイクが大きく関連していると思ったので、主にその点についての比較です。
ファンキークルーARDORフェルトピン
- ピンの直径:2.2mm
- ピン本数:40本
- ピン1本あたりの面積:3.8㎟
- ピンにかかる面圧:46.06kg/㎠
- 気になったポイント:ピンがグラグラしてる
ダイワDS 2650CDスパイクフェルト
- スパイクの直径:2.5mm
- スパイク本数:16本
- スパイク1本あたりの面積:4.9㎟
- ピンにかかる面圧:89.17kg/㎠
- 気になったポイント:スパイクがガッチリ付いている
こうして比べてみると見た目の印象よりはピンとスパイクの太さに大差はありませんでした。
それよりも本数と固定の差が大きいと思います。
私の体重と釣具など色々含めた装備重量70kgで計算すると、片足分のピンやスパイクにかかる面圧がピン:46.06kg/㎠に対してスパイク:89.17kg/㎠とほぼ倍近い数値になる事が分かりました。
そしてピンは指先で横に押すだけでグラグラと動きます。この動きが斜面で滑りはじめるキッカケになっていると考えられます。
他のフェルトピンシューズでも同じなのかは分かりませんが、フェルトピンシューズは表面を引っ掻いてグリップさせる。
ダイワのスパイクフェルトはスパイクを突き刺してグリップさせる。
設計思想がこのように違いそうだと感じました。
まとめ
今回の使用を加味して下記の5点法でランク付けすると4点です。
- 1点:クレームレベル、2度と買わない。
- 2点:不満はあるが使う。クレームを言う程ではない。
- 3点:まぁ、予想通りの品。そこそこ。
- 4点:満足、予想を上回る品。
- 5点:大満足、他の品物もこのメーカーの物を買ってみたくなる。メーカーのファンになる。
古くなったテトラならスパイクフェルトも効くだろうと想像していましたが、想像よりもかなりグリップします。この感じなら、テトラの形状が変わってもグリップは良さそうです。
ひとまず私が好きなテトラ帯での釣りには相性が良さそうなのが分かって安心しました。
そして前回レビューで書いた内容も実際に使用して間違っていないと確認できました。
今後の確認項目は
- 新品に近いテトラとの相性
- 花崗岩など基礎石との相性
- 防水性
- 耐久性
これらを今後の釣行で確認していきます。
今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。ではでは、また。
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