こんにちは。TAKASEAです!
私は海釣りをする様になって4年ほどになるんですが、知らない事が多いので、スマホで色々調べるんですけど、そんな私の嗜好に合わせてYahooのアプリを開くと釣りについての記事が割と出てくるようになりました。その出てきた記事を何気なくみていると掛け調子、乗せ調子について「そうなの?違うと思うけど。」という内容の記事が多かったので、ネットに書いてあっても意外と間違えってあるんじゃないかなと思いました。
そんな訳で今回はアジングやメバリング、エリアトラウトのロッドでよく使われる言葉。『掛け調子、乗せ調子』について私の思うことを書いていきたいと思います。
そもそもの掛け調子、乗せ調子の意味は
掛け調子は、アタリに対して積極的にフッキングしやすい特性のこと。
乗せ調子は、魚の吸い込みに対して抵抗が少なく、針を口の中に深く送る事でアタリを弾きにくく針掛の良い特性のこと。
ファーストテーパーや先調子などの意味は
ファーストテーパーや先調子などは、魚の引きなど負荷がかかった時のロッドの曲がり方の特徴を表しています。主にロッドのどこの部分が曲がって魚の引きを受け止めるのかを表す言葉です。ガイドにラインを通して負荷をかけると一番大きく曲がる部分が分かるので自分でも確認できます。
曲がりに関しての調子が意味するところは、テーパーの意味とほぼ同じです。
- ファーストテーパー =先調子
- レギュラーテーパー =胴調子
- スローテーパー =元調子
曲がりに関しては、ザックリと大まかに分けるとこの3つです。
細かく分けていけば、先調子よりさらに竿先が柔らかいエクストラファーストや、先調子と胴調子の中間位のレギュラーファーストテーパーというのもあります。
言いたい事は
曲がりの特性を表す、ファーストテーパー等と先調子等という言葉。
フッキングの特性を表す掛け調子、乗せ調子という言葉。
調子という同じ言葉を使っていますが、意味する特性は違うという事です。
当然ながらファーストテーパーなども曲がりを意味するので、掛け調子や乗せ調子とは関係ないのです。
例えば、私の持っているメバルロッドAirock AR-S762MLはエクストラファーストなんですが、おもいっきり乗せ調子です。テーパーと掛けや乗せは関係ないんです。
掛け調子、乗せ調子はロッドの何が違うのか
この掛けと乗せの調子の違いはロッドの張りによって変わります。張りが強いほど、掛け調子という事になります。張りが弱いと、乗せ調子ですね。
メーカーがロッドの解説で掛け調子とか書いているなら分かりやすいですが、書いていない場合は分かりませんよね。使っている素材から想像するか、触って確かめるしかありません。
素材から想像するなら硬い素材を使っている程、張りはでるはずです。グラスよりカーボン、カーボンならカーボンの比率、カーボンの種類という事になるのでしょう。
触って確かめる場合、どうやって見分けるかというと、竿を振るんです。竿先を20〜30cm振るように小さく軽くで良いんですけど。そうすると張りのあるロッドは棒の様にしなりません。張りのないロッドはブルンブルンとしなります。(お店でやる場合は店員さんに許可を得て、ロッドをぶつけない様に注意してくださいね)
振ったしなりで判断するというのも、感覚的なものなので、ここからは掛け調子とか、このしなりは乗せ調子とか人によると思います。パリパリの張りが強いものは本当にロッドだけ振っただけだとしなりません。私的にはヤマガブランクスのブルーカレントは掛け調子と乗せ調子のバランスが非常に良く真ん中くらいなのではないかと思っています。(持ってなくて店頭で振った感想ですけど…。すごく欲しいです…。)
魚種によって掛け調子がいいとかってあるのか
私は魚種に合わせてロッドを替える程気にしていませんでした。好きなロッドで釣りたいというタイプでした。
ですがエリアトラウトでロッドの違いを実感したんです。おもいっきり乗せ調子のメバルロッドAirock AR-S762MLで十数年振りに管釣りに行ったらアタリはあるのに乗せられないんです。で、当時買ったトラウトロッドで後日行ったらほぼ倍の釣果でした。アタリの数はどちらも大差なく、掛けられるかどうかで数が違った感じです。Airock AR-S762MLはエクストラファーストなのでバラシも多かったですね。(リンクを貼っておきます。良かったら読んでみてください。)
この体験をしてからはトラウトに関しては掛け調子のレギュラーテーパー若しくはスローテーパーが良いのだろうと思う様になりました。
アジングロッドも掛け調子のものが多いのでアジも掛け調子が良いのだと思います。(アジングロッドも店頭で振っただけで持ってませんけど…。そしてアジが釣れない理由はロッドのせいじゃないと思ってます。)
その他の魚種については正直、分かりません。ただメーカーは膨大なテストを経て、魚種別にロッドを作って販売していると思うので釣りたい魚が決まっているなら魚種専用のロッドを買うのが近道だと思います。
まとめ
今回の話は実際に色んなロッドを触って釣りをした事がある人なら分かってることだと思います。
感覚的なものについての事なので、私の考えも、もしかしたら間違えているのかも知れません。私は今のところ正しいと考えていますけど。
もし間違えているなら、コメント頂けたら幸いです。間違えたままになっているのは恥ずかしいですしね。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。ではでは、また。
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