こんにちは。TAKASEAです。
ちょっと前に間違えてタイトルだけ公開してしまって、すみませんでした。
今回は、私が普段使っているスペーサーラインシステムというラインシステムで1番面倒なポイントのスペーサーPEとメインPEとの接続方法です。
以前解説した方法から変更した部分があるので、それについて書いていこうと思います。
スペーサーラインシステムって何?って方はこちら
こちらでスペーサーラインシステムについての私なりの説明と接続方法を説明しました。
なんで変更したのか?
私が以前解説した接続でも、今のところ問題無く使えていた事は間違いありません。
でも少し気になる部分があったのと、そこの部分の改良案を思いついたことがキッカケです。
何が気になっていたかというと…。
この赤丸の部分。
メインPE0.8号にスペーサーPE2.5号をハーフヒッチで10回程した部分と、メインPE0.8号との差が気になったんです。
キャストする際にもリーダーのFGノットが抜ける時の様な、バチッという嫌な音がします。
音がするだけといえば、そうなんですが、音がするという事は結び目が暴れて、強く当たっていて少なからず抵抗になっているのは間違いありません。
それに何となく、引っかかって高切れするかも…、とかネガティブな想像をしてしまいます。
なので、改良したい…。と考え始めました。
どの様に改良したいかというと…
ラインの接続部のしなやかさを平均化したい。ということです。
今までのスペーサー接続部のノットの構造を考えると…
- スペーサー2.5号にメイン0.8号端糸を100回巻きつける
- スペーサー2.5号にメイン0.8号端糸をハーフヒッチで10回とエンディングノット
- メイン0.8号にスペーサー2.5号端糸をハーフヒッチで10回とエンディングノット
現状のノットは、この3つの組方に分解できます。
で、思ったのは3番のところ、スペーサーでメインにハーフヒッチ、コレがラインの硬さと太さに大きく影響しています。
3番のハーフヒッチの必要性は、滑りやすいPE同士の摩擦を少しでも上げるための保険です。巻き付け部分で十分に摩擦力が出せていれば無くてもいい部分なんです。
ですが、保険的なものが何も無いのは不安です。ここの接続から抜けるのは本当にガッカリします…。スペーサーラインシステムを使い始めた頃に一度だけあるんですよね。
なので良い方法がないか、暫く考えていたんです。そしたらね思いつきましたよ!良い方法!
思いついたPE接続_改良版
それはですね、3番のハーフヒッチの代わりにPE2.5号を団子結びするというものです!
FGノットの焼きコブから発想を得ました。
スペーサー2.5号の団子結びの際までメイン0.8号の端糸のハーフヒッチを入れます。
そして団子結びの後に糸抜けが良くなるという話を信じて、メイン0.8号に0.8号の端糸でハーフヒッチを30回入れました。
それがコチラ!
左側から巻きつけ100回(鉛筆の先がココです)、ハーフヒッチ14回(今回は)、団子結び、ハーフヒッチ30回+エンディングノットです。こんな感じになります。
スペーサー接続の構造を解説します。
- スペーサー2.5号にメイン0.8号端糸を100回巻きつける
- スペーサー2.5号にメイン0.8号端糸をハーフヒッチで10回
- スペーサー2.5号端糸を団子結びする
- メイン0.8号端糸でハーフヒッチの続きを団子結びまで入れる
- 団子結びを過ぎたらメイン0.8号にメイン0.8号端糸でハーフヒッチを30回いれてエンディングノット
実際に使ってみた!
使ってみての感想は、狙い通りキャスト時のバチって音は気にならなくなりました。バチ音は消えてはいなくて、波や風の音でかき消されて聞こえないのかも知れませんが、確実に静かになっています。
そして気のせいかも知れませんが、気持ち飛距離も伸びたかも知れません。
音量が下がったという事は、ガイドへの当たりが弱くなったということなので、あり得るかも知れません。
そして何より大切なこと。魚を掛けたらどうか?スッポ抜けたりしないのか?ってことですよね。
結果は魚を掛けても全く問題ありませんでした。先日の30〜40cm程のショゴを3匹釣った際に、ドラグを出されてもスッポ抜けることはありませんでした!
魚は外れちゃいましたが他にも3匹ほど良いアタリがありましたが、全く問題ありません。
という訳で、スペーサーラインシステムのPE接続改良版は大成功!!でした。笑
今回も最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。今年はワラサを頑張って釣ってスペーサーラインシステムの強度や使い勝手を確認したいと思っています。
ではでは、また。
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