こんにちは。TAKASEAです。
今回はメバリングで使う事の多いフロートリグを扱う時にどんなタックルがいいのか、これまでの失敗と前回の成功をもとに考えていきたいと思います。
皆さんはフロートリグってどんなイメージですか?
ご存知の方も多いと思いますが、フロートと呼ばれる、錘と浮きの役割を併せ持ったスーパーボールの様なモノをリーダーに付ける事で、ジグ単では届かない沖を軽量ジグヘッドで探れる釣りですね。
フカセ釣りの応用が発祥なんですかね、始まりはよく知りませんが、元々の着想はそんな気がします。
イメージは浮き釣りなんですが、やってみると全然違いました。
私の持っている浮き釣りのイメージは、スッと消し込む浮きを見て、手首をピシッと返して合わせる…、そんな感じが浮き釣りだと思っていました。そして、フロートリグで釣果を出せていなかった頃は「フロートリグも一緒だろ?」って思ってたんですよ。
なのでアタリを感じてピシッとアワセてました。ですが、グングングンッ、フッ…っと外れてしまう事が多く釣果に結び付けられませんでした。泣
失敗事例から考える
5/29にメバリングに行った時の失敗事例です。
風が強く、プラッギングでは飛距離を出せずに厳しい状況で、フォローとして用意していたフロートリグとワームじゃないとアタリを出せない日でした。
この日のタックルは…
- メジャークラフト エアロックAR-T792M
- シマノ サハラC2000HGS
- メインライン:PE0.3号
- リーダー:8lb
この日もフッキングが決まらない感じのバラしとメインラインから切れてしまうという事が多発した釣行でした。
主な原因は3つ
- 15gのフロートリグに対しラインが弱すぎた
- ラインに合わせた弱いドラグセッティング
- 比較的柔らかなベリーのロッド
コレらが原因だと、どうダメかというと、沖でフロートを支点にジグヘッドがぶら下がっている状態から、ワームを咥えたメバルとロッドまでのラインが一直線になる様にしてフッキングしたいのですが、瞬間的にそこまでのパワーを出せないのです。
ワームをひったくっていく様なアタリならば、まだマシかも知れませんが、私が過去にこのポイントで釣ったメバルのアタリは、ジグヘッドが海藻に触った様な、少し重くなるだけの事が多いです。
メバルの動きとしては、ある程度 定位していて、目の前に流れてきたワームを啄ばむ感じなのでしょう。
なので、フッキングの時のフロートとラインは、メバルと私を結んだ直線になろうとする為、15gのフロートを勢いよく沈めるだけのパワーが必要になるのです。
まして海藻が多くあるエリアだったので尚更ですね。
フッキング時のフロートの動きを想定していないタックルでは釣れませんでした。
釣れた時のタックルは?
この前の釣りでは、その部分を何とかしたいと考えて6/4の釣行ではシーバスロッドとPE1号で挑みました。その時の釣行がコチラです。
タックルの詳細は
- テイルウォーク ボルムーン83LL-Ti
- シマノ セドナ2500HG
- メインライン:PE1号
- リーダー①:3.5号
- リーダー②:2.5号
シーバスロッドはルアーウェイトMAX 18gまで、LLというLよりも柔らかいはずのロッド、でもこのロッドがよく分からない…、ティップまで張りがあって5g位のルアーだと投げづらい…。でも、飛距離も出るしルアーを操作した感じは感度がすこぶる良さそう…。なんか変な魅力を感じるロッドです。長さ的にも丁度いいし、このロッドでまだ魚を釣ってないので釣ってみたいというのも、このロッドを選んだ背景にはありました。
結果は28cmと26cmの2匹でした。ですが、このロッドにフロートリグはちょっと相性が良くないと感じました。
失敗事例に挙げた釣れなかった原因は3つとも解消されましたし、更にパワーのあるロッドなので28cmでも余裕ある遣り取りと、抜き上げてキャッチできました。
でも、メバルの啄む様な繊細なアタリが分かり難いんです。
フロートの先にぶら下がった0.4gのジグヘッドの動きを感じるって、ティップが柔らかくないと確かに難しいかも知れません。
この時は、ゆっっっくりのただ巻きだと分かりにくいので、ロッドを震わせる様にシェイクして、フロートとその先の重さを感じながら釣りをした結果、なんとか釣れた感じでした。取りこぼした魚も確実に数匹はいたと思います。
リールも2500番以上の方がドラグ性能的にも余裕があって正解だと感じました。ラインに関しては1号は今回の魚に対しては太すぎで、飛距離的にもギリギリでした。やはりDHさんの様に0.8号とかが良さそうです。私は丁度いいリールで0.8号はないので、次回は0.6号でやろうと思っています。
ラインとリールに関しては使いたいフロートを思いっきりフルキャストしてタカギレしないモノなら大丈夫な気もします。
そしてロッドは、1g位のジグヘッド単体も扱えて15gを遠慮なくフルキャストできる様なロッドがフロートリグを使った釣りには合っていると感じました。
今回のこのブログを書いていて思い出しました。そんなロッド持ってましたね。後輩のTKD君に¥3000で売ってしまった月下美人76L-T…。
このロッド重量で…、って記事を書いた時には、ここまで想定して作ってあるロッドだとは考えていませんでした…。私もまだまだですね。笑
次回使うロッドはエギングロッドで試してみようと考えていますが、コレが調子悪かったら月下美人を売ったのを後悔しそうです。苦笑
まとめ
私が考えるフロートリグを使うのに最適なタックルは…
- 1g位のジグヘッド単体も扱えて15gを遠慮なくフルキャストできる様なロッド
- リールは2500番以上
- メインライン:PE0.8号前後
- リーダー:2.5号以上
まぁ、これから買うという人はフロートリグも使えると説明書に書いてあるライトゲームロッドか、キャストウェイトの下が1g〜MAXが15g位のロックフィッシュロッドを買えば間違いないでしょ。ロックフィッシュロッドでそれ以上のウェイトを扱えるロッドはティップが固い可能性があるので確認して下さいね。
あとは私は持っていないですが、ソリッドティップのエギングロッド、シーバスロッドあたりが流用しやすそうですね。
いずれにしても、私は今持っているモノで何とかしたいのでエギングロッドとPE0.6がダメだったら組み合わせを変えて考えます。笑
今回も最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。メバルシーズンもあと少し、今年も尺メバルに会いたいので頑張ってみます!
ではでは、また。
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