こんにちは。TAKASEAです。
いや〜、青物いないですね〜。
このブログを読んで下さっている方はご存知の通り、ここのところ全く釣れてません。笑
でも青物探しはしたいし、何かは釣りたいという訳で夜にライトゲームをして翌朝ショアジギという流れで釣りすることにしました。
今回はそんな釣行です。
ポイントは
ショアジギは迷いに迷っていました。ここ最近で私が知っている釣果情報は、県北エリア、県央エリア、鉾田エリア…、それも割とピンポイントです。多分群れが小さいんじゃないかと思っています。
正直にいうと行ってみたいのは県北エリア。イワシが大量に釣れているし、前に一度調査した所は釣れるんじゃないかと思っています。でも釣ってはいないのと、釣果情報の場所は多分違う場所。
県央エリアの釣果情報は釣れるという話は聞くけど、やはりそこでは一度も釣ったことはない。
鉾田エリアは何度も行ってるし釣っているけど、そもそもが鹿島灘での青物釣果はベイトに依存するので、群れが長く留まることや、時間による回遊も他のポイントと比べると弱い気がしてます。
そんな感じで決め手に欠けていると、泳がせ釣りですが11/3,11/4と2日連続で釣果をあげている人がいます。コレは期待しちゃうでしょ。笑
そんなこんなで県北エリアの気分だったのが一気に県央エリアに変更に。
そして、ライトゲームのポイント選びは、今年に入ってアジも釣れることがあると分かってきて、アジの情報も集めていると面白い情報に行き着いたりします。
それはアジも河口域で釣れたりする。リバーアジングなんて言葉も出てきたりします。
どうやら河口域には居着くわけではなく、大きめのサイズがフィーディングに回遊して来るようです…。コレは楽しそう。笑
決めました!那珂川河口でアジングです!
これならショアジギポイントへの移動もそんなに大きくないし睡眠時間も確保できます。
という訳で、ショアジギは県央エリア、前夜のライトゲームは那珂川河口でアジングで決定です。
11/4の那珂川河口アジング
河口に到着したのは19時頃、潮周りはこんな感じ。
満潮からの下げに移るタイミングですね。
河口に差してきているアジが残っているかも知れないと思いながら始めます。
まずはフィーディングにきているならやる気があるはずと思い、引き波ができるくらい表層を速巻してくると、パシャっとルアーのすぐ後ろに食い損ねのライズ!
居るじゃん!何か判らないけど。
同じコースを少し速度を落として巻いてくると、グッとアタリ。
アジっぽくない気がすると思いつつキャッチ。
セイゴですね…。
那珂川河口といえばシーバスのメッカです。
アジングの気分だったんですけどね。でも、セイゴも釣れたら楽しいです。
その後も明暗の際でクッとアタリ。わ
ワームがズレて帰って来たので同じラインをゆっくり巻くときましたよ。2匹目。
やっぱりセイゴ。
アジを探して移動してみることにします。
歩いて港内の方にも行ってみますが、人がメチャクチャ多いのと北風が強く、ぶっ込みのラインに引っ掛けてしまいました…。反省。
すみません。と丁寧に謝って混んでいる港内を後にしました。
結局、元のポイント辺りでやることにします。
暫く釣れない時間が続きます。
するとアジングロッドを持った2人組がきました。
内心、“おっ!やっぱりアジ居るのか?”と様子を気にしていると…。
「おっ、キター!」って。
一投目から釣ってます!
“何?アジなの?”メッチャ気になります。
その後も一投一匹で釣ってます!!
耐えきれずに、「どうやって釣ってるんですか?セイゴですか?」って聞いちゃいました。笑
すると快く教えてくれました。
「ジグヘッド1g、ワームはガルプのベビーサーディンで明暗の暗い辺りに投げて明るい方へ速巻で…。キター。」って、解説しながらってプロかよ!笑
2人組と楽しく話しながら釣りさせてもらって、私はトータル6匹でした。
教えてもらいましたが明らかにアタリの数が違っていて、その方はフロロを使ってると言っていたのでラインがかなり細かったようでした。
ワイワイ話しながら多分3人合わせて25匹位は釣ったんじゃないでしょうか。家に持ち帰って家族で塩焼きやフライで食べると言ってました。私も微力ながら貢献させてもらって、良いもんだなって思いました。
ショアジギングで青物探し
移動して4時間程仮眠が取れそうです。
5:00、準備を終えてポイントに向かいます。
泳がせのやりやすいポイントと流れの効く一等地は既に先行者が居ました。
そこから暫く歩いて今年の始め頃にイナダやワラサを釣る事ができたポイントに向かいます。
ここは空いていました。
テトラも大きく足場もかなり高いので、オニギリを齧りながら明るくなるのを待ちます。
潮周りは小潮です。上潮と朝マヅメが重なるタイミングで釣れそうな気がします。笑
東の空が明るくなってきます。
いつもこの時間帯は最高だと感じますが、寒い時期は特に暖かくなるという心強さも加わって最高です。笑
先発はマリアのラフェスタ56gです。
廃盤になってるジグですが、中古で見つけたら買ってストックしています。
根が点在してるポイントなので、根掛りに気をつけながら投げます。
windyでみると8m/sの北東の風が吹いています。体感的にもその位。立ち位置的に、向かい風か横風になるのでメタルジグがやりやすいです。
暫く探ります。
一等地の方は鳥が結構飛んでいて鳥山っぽくも見えます。こっちもまばらに鳥が飛んできて、たまに海面に降りるのでベイトは居るのかもしれません。
完全に明るくなった頃、グンっ!
ビシッ!とアワセましたが…、魚じゃないっぽい…。
どうやら海藻に根掛りしてしまったようです。
外れてくれることを願いながら、ラインを腕に巻きつけ引っ張ると、ブツっとリーダーとメインラインのFGノット部分で切れてしまいました。
朝マヅメの貴重な時間でリーダーを組み直します。
根掛りを警戒してプラグを投げてみますが、足場も高いし飛距離もでないしで、やはりメタルジグしかないと感じます。
今度はマリアのムーチョルチア60gでやっていきます。
かなり丁寧に探りますが、反応は有りません…。
速巻からのフォール、ワンピッチジャーク、箒引き、コンビネーションジャークなどなど、過去に釣れたことのある動かし方で誘いますがアタリません。
風が強く雑になりがちな状況ですが、絶対に居ると思って集中しながら9時頃まで頑張ってみましたが何もなし。
風も強くなり、潮位も上がってきて、風波がテトラにぶつかった飛沫がビシャビシャとかかります。
このポイントでは釣り続けるのは厳しいと判断して、移動する事にします。
とりあえず一等地の方に戻ってやっている人に聞くと、アジが釣れたのみで泳がせの方は何も無いとの事、こちらも厳しいようです。
すると別な人の泳がせの竿にアタリです!
ドラグを緩めているのに竿立てが倒れるほど引いています。青物か!?
かなりラインを出されてテトラに回り込まれてます。
アタリが出た竿の持ち主とサポートしてる方でテトラを登りながらキャッチしたのは1m程のサメでした。
サポートしてた方はMBさんでした。
MBさんは泳がせでヒラメや青物をよく釣っていて、アングラーズやTwitterでも釣果を見かけます。
以前に何度かここのポイントでお会いして話した事がありました。
改めて挨拶して、泳がせ釣りの話や青物の情報を交換していると一等地でやっていた方が帰ったので、そこに入らせていただきました。
その後、1時間ほどやりましたが、無…。
ですが、一等地はやはり釣果が出る要素が多いと感じましたよ。
北から南への潮の流れが強く出ているのと地形変化の影響か潮目もできやすいですし、足場も低めなのでプラグの操作がしやすいです。
やはり入れるなら一等地に入るべきですね。最初に入ったポイントも今年の始めに実際釣っているので、イメージは悪くありませんが、一等地と比べると釣りのし易さが段違いです。風向きや潮の流れの向きも、その時によって違うので絶対という事はないですけど釣りしやすい方が楽なのは間違いありません。
タイムリミットの10時半になったので、MBさんとお連れの方に挨拶して帰りました。
まとめ
今回はセイゴに癒やしてもらいましたが、青物は不発でした。
これから寒くなって釣れる魚の種類が少なくなってくる時期でも、那珂川河口はセイゴが多く水温が下がっても元気にエサやワームを追ってくれるので、癒やしてくれる存在ですね。
そして青物ですが、今回も釣れませんでしたね〜。
泳がせ釣りのMBさんも釣れていなかったので回遊がなかったと考えてもいいかもしれません。
そして今回得られたものは3つ。
- 足場の高さでプラグの使い易さは全然変わる。
- 釣り人がルアーに対して感じるアピール力と魚が感じるそれは違う。
- 同じ釣り場に通いこむことのパワー。
どれも当たり前といえば、そうかも知れません。でも実感として感じられたことは私の釣りにプラスになったと感じます。
どういうことか詳しく書いていきますね。
1番は、私は今年から本格的にプラグを使いはじめています。使っていくなかでプラグが上手く操作できていないと感じていました。
特に、ダイビングペンシルやポッパーなど青物には使われる事が多い、トップウォータープラグが難しい…。
上手くいかないので、YouTubeでロックショアの動画とかを見ることが多くなってきました。そして気付いたのが私のメインフィールドの鹿島灘のテトラ帯や堤防よりも磯場の方が足場が低そうということ。でも足場の低いところがなかなかなくて試せずにいたんですよ。
で、今回は普段よりも低い足場でやれたので、試してみるとやはり扱い易いです!
かなり違う…。でも良かったです。上手く動かせる時の操作感を感じる事ができたので、足場が高くなっても同じような感覚で操作できるように、やり込めば良いだけです。笑
そして2番は、色々なプラグを使っていて、ふと気付いたのが足元のテトラ際でハクが逃げるんです。
その逃げ方がプラグによって違うんです。
で、一番激しく逃げたのはデュエルのウォータードライブ。
サイズは150mmで75g。スローシンキングのリップレスジャークベイトとメーカーHPには紹介されています。
使った感じは水面の一枚下、水深50cmくらいをヒラを打ちながらS字に泳ぐ感じです。
ブルブルと操作感が手元に伝わる140サイズのミノーと比べても逃げ惑い方が凄いです。フラッシングなのかサイズ感なのか、ハクの気持ちは分かりませんがアピール力はウォータードライブが上なように感じました。
青物に対しても大きくアピールしてくれると信じてます!
そして3番の、“同じ釣り場に通いこむことのパワー”という事ですが、これはねBBさんにも通ずるんですが、そこのポイントの特性を理解できる事が強みだと感じます。どんなタイミングで魚が回ってくるかとかね。
今回、MBさんと話していた時、MBさんはタイドグラフを見ながら「魚が回ってくるとすれば10:30頃の潮が緩むあたりからかな。」って言ってたんです。
私の感覚だと、満潮潮止まりが11時だし、10:30はもう可能性が少ないと感じていました。帰宅する時間というのもありましたが納竿したのにはそういう考えもあったんです。
ですが車に戻って片付けていると、先程のMBさんの連れの方が61cmのヒラメをクーラーにしまいに戻って来ました!
どうやら釣れたのは11時前位。MBさんが言ってたタイミングとドンピシャで釣れたようです!
もはや予言レベルですね。
一つのポイントに通いこみ、そのポイントの特徴や回遊のタイミングなどを深く知る事で、圧倒的な釣果に繋がるということはあると思います。
そういう釣り方も良いかもと思います。
とは言うものの、今年の私はというと釣果を後追いして右往左往してるのが現状です。
それでもいずれは釣果に巡り会えると思ってはいます。それに色んな釣り場に出向く事で、色んな釣り方や魚種に対応できるようになってきたと感じます。
それに1番大きいのは人との出会いです。実際の釣り場とSNSがある事で、この歳でも友達と呼んで差し支えない繋がりができたと思っています。(私サイドの思い込みかもしれませんが。笑)
まあ、釣りの話に戻りますと、今年は青物が少なく何が正解なのか分かりませんが、この間にプラッギングのノウハウを蓄められたのは良かったと考えています。
あとは大型青物との巡り合わせだけです。笑
今回も最後まで読んで頂いて、ありがとうございます。コロナ禍が収束しつつある事で、集まりが増えたり、釣りに時間を割きにくくなってきましたが頑張っていきます!
ではでは、また。
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