こんにちは。TAKASEAです。
今回は家族みんなが毎年楽しみにしている、春の風物詩、潮干狩りです~。潮干狩りというかハマグリを食べるのが楽しみという感じですが…(笑)
こんな寒い時期に?って思いますよね。だからこそハマグリがザックザク取れるんです。(その年によりますが…。)
去年は大きな台風が来なかったからか、理由はよくわかりませんが、今年(2021年)は豊漁でしたので3月6日に行った時の話と、どうすればたくさん獲れるのかという話をしていきたいと思います。
私が数年かけて挑戦してきた集大成ですね。
まずはどこで潮干狩りができるのか?
茨城県には4箇所、潮干狩りしていい場所があります。
- 大洗、大貫地区
- 鉾田大竹地区
- 鹿島下津地区
- 神栖日川地区
私が毎回行くのは大洗、大貫地区です。俗にいう大洗サンビーチというところですね。
上の図にもありますが、砂浜全部が潮干狩り可能というわけではありません。海を正面に見て左側の突堤は分かりやすいですね。右側は砂浜に埋もれた突堤がありますのでソコまでが潮干狩り可能ということです。現地に行くと砂浜に埋もれたテトラがありますので航空写真よりは分かりやすいと思います。
ネットの情報では、大竹地区はでは「ハマグリ祭り」というイベントもありこちらは有料になるみたいです。
それ以外は基本的に無料で楽しめます!
大洗に関しては、駐車場もゴールデンウィークやイベント開催時でなければ無料でした。
潮干狩りのルール
潮干狩りができる場所なら何でとってもいいというわけではありません。
熊手はサイズが決まっていて爪の部分が幅20㎝以下、爪の長さが5cm以下、柄の長さが50cm以下で金網や網がついているものはダメとなっています。
また、獲っていい量は1人1kgまで、ハマグリとコタマガイは3cm以下、ホッキガイは7cm以下は獲ってはいけないとなっています。
大体こんな感じですが、詳しく知りたい方は茨城県のサイトで調べてみてください。以下にリンクを張っておきます。
鹿島灘での潮干狩りのルール/茨城県 (pref.ibaraki.jp)
用意するもの
- 獲った貝を入れておく網
- 水汲みバケツ
- タオル
- 着替え
- ビニール袋
あると便利なもの
- 熊手(浅いところで貝を探したりするので便利、子供がテンション上がる、雰囲気が出る)
- ウェーダーもしくはウェットスーツもしくは水着
- カッパ(上着)
- ポリタンク シャワー(お湯を入れていく)
- 100均の洗濯物入れ(300円位したと思うけど)
- クーラーボックス
これらの用意するものは必ず必要というわけではないですが私と同程度か、それ以上に貝を獲るのであればあったほうが良いものばかりです。
私の場合の潮干狩りの流れ
毎年2月末ぐらいから準備を始めます。なんで2月かと言いますと、潮汐というのは1日に2度づつ満ちひきするんですが1月とかは夜は大きく潮が引いて昼はあまりひかないんですよね。地軸の傾きと地球の公転が影響してるのかなぁ、とか思ってるんですけど違ってたらすみません。で、2月末くらいからやっと昼間に大きく潮が引くようになってくるんです。そんな理由です。
日中に大きく潮が引く日を調べ始めます。これには潮MieYellというサイトが便利です。
干潮時刻と潮位を調べ、潮干狩りに行く日を決める。重要なのがこの時に大きく潮が引く日を選ぶこと。具体的には潮位50cm以下を目安にしています。それ以上の時は日にちを改めることにしています。
当日は道具や着替え、お湯シャワーなどの用意をして、干潮時刻の1時間前に到着。私の場合ですが潮干狩りの時間は、最大でも2時間くらいにしています。干潮の最も潮が引く時間の前後1時間ずつという具合ですね。それは寒さに耐えられる限界がそれくらいなので…。水着で入ったときは低体温症気味になって結構きついです。(笑)
私の装備としてはシーズン初期はウェーダーにカッパの上着で限界まで腕まくり。シーズン後半は水着で上はやっぱりカッパで腕まくり(この装備はかなり寒いのでお勧めできませんが…。)という感じです。なんでカッパかというと服が濡れて気化熱で冷たくなると一気に寒くなるんで中に着ている服が濡れにくいようにということです。
つくづくウェットスーツを買おうか迷うんですが毎年、数回しか使わないのにいらないかなぁ。とか、磯でのショアジギとかでも使えるみたいだし…。とか考えているうちにシーズンが終わり今に至っています。すでに持っている人は使用することを、もしくはお財布に余裕がある方は購入を強く勧めます。(笑)
車からは結構歩くので荷物は最小限のほうが楽です。波打ち際近くの砂浜では、バケツなど荷物が飛ばされないように気を付けて砂浜におく。砂浜は風を遮るものがないのでこの前は危うく大事な水汲みバケツが飛んでいくところでした。(汗)風で転がっていくのを見て水に足を取られながらダッシュしましたもん。(ちなみに荷物を置いた場所には、見つけやすいように流木など目印などあると便利。)
荷物をおいたら、網と熊手をもって入れる限り沖側に入ります。(装備がウェーダーならひざ下ぐらいの水位が安全)潮が引くのに合わせて沖に進みながら獲る感じです。
潮が満ちてきたら、今度は下がりながら獲ります。獲りながら小さな貝は網に入れずに逃がしてあげると、後で選別せずに済んで楽です。
満足な量が取れたら、貝が十分に浸るぐらいの量の海水を汲んで貝と一緒にビニール袋に入れる。
そして、クーラーボックスに入れます。ここに氷などは入れません常温です。氷を入れると活性が落ちるのか砂を吐かないことがありました。車の暖房で温まらないためのクーラーボックスです。海水に浸った状態で、クーラーボックスの中で暗くしておくことで砂を吐き出すからです。
あとは着替えて帰るだけなんですが、全身びしょ濡れになっているときは100均の洗濯物入れの中に立ってシャワーを浴びることで水をためることができて、水着などの砂も溜まった水で予洗いできます。あとは風邪をひかないように暖房全開で帰るくらいですかね。
獲り方のコツ
できるだけ沖に入る今年(2021年)の感じだと潮位33cmで膝下位の水深で、波が崩れて泡ができる周辺に溜まっている感じでした。沖の方が競争率が低いもののそれだけではないようです。- 砂がしまっていて固いところを掘る。
- 海岸線と並行に掘っていって、貝がいたら沖側に進みながら掘る。
- ウェットスーツや水着で深いところを掘る時は足でグリグリしながら掘る。
できるだけ沖に入るとはいうものの無理はしないようにしてくださいね。足首ぐらいの深さでもシーズン初期なら結構取れますし。上記のコツでも書いていますが深いところより浅いところに集まっている場合もあるようですので、広範囲に探して集まっているところで集中的に獲るのが効率的ですね。
砂がしまっていて固いところというのは、逆に砂が柔らかかったりボコボコしているところは他の人が掘った後の可能性が高いので貝が少ないことが多いです。
まとめ
要するに潮干狩り人口が少ない時期に、できるだけ他の人が掘った場所を避けて獲る。ということなんですけどお子さんと一緒の時などは夢中になりすぎにようにしてください。遠浅とはいえ海という危険もありますし、迷子になったりするかもしれません。それにしばらく様子を見ていない間に凍えていて潮干狩りに付き合ってくれなくなるかもしれません。
お子さんだけでなく、自分の注意も必要です。ウェーダーを履いている場合は中に水が入ってしまうと足先が浮いてしまって溺れてしまうという話も聞きますので十分注意してくださいね。
細かいことをたくさん書きましたが、ハマグリの酒蒸しは簡単ですごく美味しいです。ツマミにもおかずにもなります。楽しく獲って、おいしく食べられたら最高ですね。
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