こんにちは。TAKASEAです。
今回もショアジギングです!
未だ水温も暖かい状況ですし、ポツポツと青物の釣果も釣果情報には上がっています。
とはいえ、最盛期は過ぎたという事はパタッといつ反応が無い時が訪れても不思議じゃない時期です。
でも、ショアジギングに行くことは決めてます!
水温が16℃を下回り完全にダメだと感じるまでは、行ける時は極力、短時間でも行こうと思っています。
16℃というのは私の感覚的にも、過去数年の鹿島灘の釣果情報的にも目安となる温度だと思っています。
話が逸れましたが、そんな訳で行ってきました。鹿島灘!
釣行プランは…
今回の釣行プランは、朝マヅメに鉾田エリアに寄って、鹿島エリアに移動の予定。
理由は朝マヅメに鉾田エリアに行きたいのは前回雰囲気があって今回も可能性がある気がするから。
その後の鹿島エリアは、友人のBBさんが金曜日にラインをくれて、青物が上がっているというのと、満潮ちょい前に時合いがあったと教えてくれたから。
釣行予定はそんな感じです。
鉾田エリアの潮汐はこんな感じ。
波高め、風もやや強め…。
まあ行くことに変わりないので、状況に合わせてやるだけですが、今回もメタルジグは60gが中心になりそうです。
鉾田エリアの釣行
現地で5時のアラームで目が覚めます。
前日は夜勤やなんやで睡眠時間が2時間と少なかったので、車中泊の5時間はかなり寝た気がします。それでも眠いですけど。笑
寝ぼけて忘れ物をしたり、釣り具を壊さないように気を付けながら準備して、まだ薄暗い中、釣り場について立ち位置を選びます。
波はソコソコ高いけれど前々回のショアジギでワラサを釣ったときに比べれば風が若干弱いので、今回は沖に面したところを選びます。前回の大規模鳥山のイメージも残っていたので、少しでも沖にジグを投げられるようにという考えもあります。
薄明るくなってくると、ほかにも数人ショアジギの方が来ました。
しばらくやっていると、鳥が周囲を飛び始めます。
固まった感じではなく、海面には差すんですが行ったり来たり…。鳥山が出来そうになると散って、また集まってみたいな感じ…。
そうこうしているうちにヘッドランドの肩の位置、南側の離岸流の辺りでやっている方の竿が曲がります。
これは来るかなと思って、私も気合を入れますが全く反応なし…。
私の立ち位置は離岸流が効かない位置なので正面に回り込んでくれる魚を探します。
私の南側ではトータル4匹イナダが上がっていました。
北側の肩のところでも1匹イナダが上がりました。
ですが、正面でやっている人には私を含めアタリが全くないようです…。
これは立ち位置を失敗しましたかね…。
群れが小さい時などは、10mほど立ち位置が違うだけでも釣果が分かれることもあるので、今回は外してしまったみたいです。
8:00前の下げ止まりになり鳥もいつの間にかどこかへいなくなってしまいました。
これを機に移動です。
鹿島エリアでの釣行
鉾田エリアから数十キロ南下しました。
飲み物を買ったり、トイレ休憩をはさんだりで時間にして約1時間かかって9:30頃到着です。
BBさんにLINEしてみると今日は11:00頃の潮位の高い時間帯をやってみるとのこと。
鉾田エリアに比べ風も1.5倍強く感覚的には風速10m/sくらい、波も1.5倍ほど高い2m、もしくはもう少し高い感じです。数十kmでこんなに違うのかと驚きました。
しかも斜め前からの爆風なのでかなり厄介な気がします。
ポイントにつくと先行者が2人居ます。
手前の方に声をかけると、まだ釣れていないとのこと。
テクテク歩いて、次の方にも声をかけておこうとしたら、何やらデカいのを掛けてらっしゃる!
しばらく見ていましたが、到底抜けるサイズでもなさそうで、立っているところから、かなり手前にギャフを置いてしまっている様子。
手伝いましょうか?って声をかけると、ギャフをとってくれれば大丈夫というので、手渡して観ていると、シーバスが手前のテトラ際で波に押し流されて厳しそう。
お節介かもしれないとも思いながらも、再度声をかけてみると、助かりますとのこと。ギャフを受け取ってシーバスに掛けました。
おなかの辺りに掛かっちゃいましたがバラさずに取れて良かったです。
80cmは軽く超えてそうでしたね。うらやましい…。
さて、自分の釣りをしていこうと思いましたが、シーバスを見ちゃったので、ひらひらする系のメタルジグで探ることに。
しばらくやっていきますがアタりません…。
すると手前にいた方が、移動した先でヒラメを釣っています!しばらくするとシーバスも!!
じゃあ、私もということで、ワームに変えて探っていると、横風になる向きにティップではじくように投げたら、ガイドにラインが絡んじゃいまして、ラインをほどいている間にジグヘッドは根掛かっちゃいました。泣
リーダーの先糸からのロストで済んだんですが、足元の洗濯機のような状況と、さっきのようなサイズが万が一掛かったときにスペーサーラインだと、初期のドラグ設定が緩いためヤバいかもと思い直して、予備リールのPE2号のと交換しておくことにしました。
こっちのリールのラインセッティングでも実験してみたかったという考えもあったので…。
実はロッドを新調したのです。アブガルシアのソルティーステージ プロトタイプ ショアジギング XSJS-1062MH60というモデルです。このロッドについては後日改めて書きたいと思いますが、これでPE2号50lbリーダー2ヒロでガイド絡みが発生するのかどうか?やってみたところ、ガイド絡みしますね。リーダー50lbはPE2号との太さの差が大きすぎるみたいです。
そして、何回か投げて、フルキャストしたところ、ガイド絡みで高切れしてジグを一つロストしました…。しかもノットアシストを家に忘れてきたことも思い出しました。泣
ノットから切れたので、フロロ30lbのリーダーを組んでいるところに、BBさんが来ました。
ここまでの釣果の状況を話したりしながら、焦らずノットを組んで再開します。
ここまでは周りの人の釣果に左右されてましたが、決めました!青物を狙います!!なんか丁寧に探るとか難しいっすね。青物の可能性があると思うと集中できません。笑
ムーチョルチア60gイワシカラーの腹をピンクに塗ったやつにフロントアシストフックを1本の仕様で狙っていきます。
今日は空いているのでテトラ帯に対しては斜めになるんですが、風を正面から受けるように、フルキャストします。
するといい感じの流れがあるところまで届く上に向かい風なのでコントロールできます。これは良い感じ!
数投して、ワンピッチをチョンチョン、フォール…、チョンチョン、フォール…、と誘っているとグンッとアタリです!
ビシッとアワセて巻きます。そんなに重くない、イナダっぽい…、やばい…、ドラグを緩めないと口切れするかも…。カリカリカリっとドラグを緩めます。
巻き巻きして寄せて、巻き上げてキャッチ。フックは口の際に掛かってました。針穴は広がっていて、口が切れる寸前でした。ドラグを緩めといて良かったです。汗
イナダでソルティーステージに入魂でした。
群れが回ってきたのかもしれないと思って、血抜きだけして次を狙います。
キャストを繰り返していきますが、次がなかなか来ません…。
うーん。群れじゃないのかな。サイズ的には群れでいてもいいはずなんだけど…。
しばらく投げてましたが、釣れません。雨も降ってきたし、どうしようかな…。
アタリも無いので血抜きしただけのイナダを、BBさんと話しながら処理していると、鳥がすごいっすよ!ってBBさんが沖を見ています。
見てみるとまだ遠いけど風向き的に来るかもしれない!
しばらく待っていると寄ってきます。これは来る!!!
ロッドをもって狙います。すぐにイナダが掛かります。これも血抜きだけして次を狙います。
さっきまでと同じように、テトラ帯には斜めになるけど向かい風になるようにフルキャストして、チョンチョン、フォール…、チョンチョン、フォール…、チョンチョン、フォール…、ゴンッ!!ビシッと合わせるとジジジっとドラグが出ます。
さっきまでのより確実にデカいです。アワセたときの重さがワラサクラスっぽいと思ったら、ジジジジジーっと沖に向かって流れに乗って走り出します。ヤバいテトラに擦れるー!テトラと平行に流れがあるので、流れに乗って走られると角度的に擦れやすくなります。ジリジリと擦れている感触が手元に伝わってきます。ヤバいと思って竿を沖に向かって突き出して擦れる角度を極力小さくしてドラグは出ますが構わず巻き続けます。
すると今度は波に乗って私の前を通り過ぎて逆に走っていきます。ドラグはまた鳴り続けてます。さっき緩めて失敗だったと思いますが、またテトラに擦られ始めるので締めなおしている余裕はありません。ロッドは沖に突き出したまま、ジリジリと擦れている感触にビビりながらも巻きます。やっと角度が正面に来たので、ポンピングして浮かせるとワラササイズはありそうです。
潜られて浮かせてを2、3度やって顔を出させて空気を吸わせます。
ワラサはほとんど抵抗しなくなりましたが今度は洗濯機状態のところから、タモで掬わなければなりません…。
バンバン入ってくる波と返していく引き波にテトラの奥に押し込まれないようテンションを保ちつつ、タモを伸ばして波の勢いでイーン…、できていなーい!!!!
タモのふちのところの網にジグが引っかかって入りません。シングルフックなのに⁉︎って思いましたよ…。
ここで見かねたBBさんが駆けつけてくれました。
BBさんにロッドを持ってもらい、引っ掛かったジグが外れないことを信じて引き揚げます!
何とかキャッチできました!
64cmのワラサです!
これも血抜きだけして更なる大物を狙ったんですが、イナダを1本追加して終了でした。
ワラサとイナダを処理している間、少し探ってきますねって、BBさん。
ちょっとしてBBさんの方を見ると竿がぶち曲がっていてタモも伸ばしてます!驚
近くに駆け付けて手伝おうとしたんですが、一人で全く問題なくキャッチしてました。流石です。笑
測ると75cmのシーバスでした。これも持ってきますか?って、せっかくなんで頂いちゃいました。
集合写真を撮るとワラサが小さく見えますね。苦笑
雨の中、下処理をして上がったのが15:30でした。
こんな日の釣行に付き合ってくれて、いつも色んな情報をくれるBBさんに感謝です。
反省とまとめ
鉾田エリアのヘッドランドでは立ち位置をしくじりましたが、鹿島エリアではチャンスを最大限活かせたと思います。
今回の釣行で感じたのは、やはり離岸流絡みが確実な釣果につながる気がしています。
あとは潮位変化のタイミングもかなり重要だと感じました。BBさんがここのところマヅメよりも満潮に近い時に青物が回っていると言ってた通り、満潮前後1時間ずつに釣果が集中しました。
この情報のお陰で獲れたと言っても過言じゃありません。本当に感謝です。
経験値を積めたと思うのは、ワラサとのやり取りです。結果的には獲ることができましたが、今回は私の立ち位置と、ワラサを掛けた場所の位置関係もあり、かなりテトラに擦られました。ファイト中にドラグを締めたりする余裕があれば、もう少し違ったのかなと思っています。更にスペーサーラインシステムだったらメインラインを擦られて切られたかもしれません。テトラ帯でここまで荒れている日は、PE2号のリールでやった方がよさそうです。途中で交換したのは正解でした。
そして、今回釣ったワラサとイナダのベイトはマイワシで、家に帰って冷静に考えると鳥の動きが行ったり来たりしてたのは、ベイトの遊泳力があったからかもしれないと思いました。大きな範囲で見れば潮の流れや風、潮汐に影響されて流されているものの、流れの中で食われないように泳いで逃げ回っていたから、それを追う鳥も行ったり来たり、魚も連発せずに寄ったタイミングでアタる。そんな感じだったのかなぁ、と想像できます。
ちなみに帰ってから釣行した鹿島エリアの波風を見てみるとこんな感じでした。驚
正面から風を受けられれば、まだいいですがこの風速で斜め前からの風とかヤバいです。そして波が高い!
こんな荒れた日だったので、シーバスを狙うのがうまければ、違った楽しみ方もできたかもしれないと思います。これも今後の課題ですね。
青物の反応がなくなったら、本格的にシーバスとヒラメを狙ってみようと考えています。
今回のヒットルアー
今回の釣行で私からの信頼性は更に上がりました!
今回も最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。目標としていたワラサの2本目を獲ることができたんですけど、釣り欲はなくなりませんね〜。また次回も頑張ります!
ではでは、また。
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