こんにちは。TAKASEAです。
釣りをしていると自分がいかにモノを知らないかというのを知る事ができますが、釣った魚を捌いてみるとさらに色んな事が分かったりします。
先日のイナダを捌いたら居ましたよ。薄黄色のコメ粒サイズのやつ。笑
今回は寄生虫の話です。苦手な方は戻っていただいて別な話を読んでいただければと思います。
この薄黄色のコメ粒サイズの寄生虫ですが、テンタクラリアというやつっぽいです。
今までもシーバスやイナダで見かけていたんですが、ニキビの芯的な老廃物の塊?とか脂肪の塊?のように思って取り除いてはいたんですが、まさか寄生虫だったとは!笑
どんなのかというと。
この赤丸の中の薄黄色の粒です。
この状態は筋肉の中から掘り出した写真です。
どの状態で見つけたかというと。
完全に筋肉の中に埋もれていて、通路のような傷なども見当たりません。写真では分かり難いですが、何となくイナダの身が黄色っぽいくらいでしょうか。
動画も撮ってみました。
ゆっくり過ぎて動いているのがよく分からないですかね。汗
筋肉から掘り出してそのままにしておいたら数分で戻っていたので、まあまあ動きます。
人には寄生しないとのことですが、流石に食べてみる気にはなりませんでした。笑
このテンタクラリアの入っていた部分は脂ののってる一等地ということもあったので、寄生虫のいた部屋には害が有るのか?無いのか?そのまま食べてみました。
私の場合は、2日以上経った現在も問題ありませんでした。
人によっては影響があるかもしれないので、食べるなら加熱するなりして下さい。
今回は51cmのイナダに1匹だけでした。そのほかの身も刺身で美味しくいただきました。
寄生虫も結構見慣れてくると印象も変わってくるもので、私の実家は兼業で農業をやっていたんですが、農薬を出来るだけ使わない美味しい野菜には虫もついていました。人体に害をなさないなら寄生虫もそういうもんかもな、なんて思えるようになってきました。ちょっと気持ち悪いのはいまだに変わりませんけど。笑
正しい知識を持ってきちんと処理すれば、安全に美味しく食べられるので、良かったら皆さんも寄生虫について調べてみて下さい。
きっと世界が広がりますよ。笑
ではでは、また。
詳しくは、東京都保険医療局のリンクを貼っておきます。