こんにちは。TAKASEAです。
今回も、鹿島灘にショアジギングに行ってきました。
土曜、日曜と釣りに行けなかったので、夕方からの仕事を前に強行で行くことにしました。
まずはポイント選び
仕事前ということもありますし、日曜日の釣果でGRGRさんがワラサを爆釣していたこと、そして日曜までは南風なのが夜半から北からの爆風になる予報です。
波もどうやら8時くらいから高くなるらしい…。
風や波が強いのはおいといて、いずれにしても帰宅時間を考えると、現地を8時、遅くとも9時には切り上げて帰宅しないと、その後が大変です。
これらのことを考えると、鉾田エリアになってきちゃいます。
海況も大きく変わるし、昨日までは良かったなんて話は青物ではよく聞きます。普段なら釣れる気満々で行くんですが今回は、GRGRさんの釣果を重ねて考えるのはやめて、無理せず釣りができればラッキー、釣れたらもっとラッキーって思うくらいにしておきます。
じゃないと、ほんっっっっとにガッカリするんですよね。笑
実釣
日の出前に目覚ましをかけて車から起きます。寝ぼけながら外に出て用意していると、すでに準備して私が行く方向と反対のサーフに向かっていく方が見えます。ヘッドランドにはまだ誰もいないようです。
風も予報より強くない感じです。6~7m/sくらいでしょうか。
潮周りや風や波はこんな感じです。予報的には爆風ですね。苦笑
準備して歩いていくと月が明るく足元もヘッドライトがないほうが全体が薄明るく見えるため歩きやすいです。
波の向きと風向きを考えて立ち位置を選んでいると、人影が見えてドキッとします。
よく見るとちゃんと人でした。笑
多分、サーフに向かった方が私が準備している間に先に来てたんでしょう…。ブログを書きながら今思い返すと、砂浜には私の前には足跡がなかったですけど、明るくなってから話して人だったんで間違いないはずです…。
そんなドッキリは置いといて…。
波もよけれて、風も斜め横気味に受けますができそうな感じ、そして万が一の大物を考えてランディングもしづらくはなさそうな位置を見つけます。さらに基礎ブロックとの行き来もしやすい感じです。今日の状況であればベストと思われる位置が見つかり、しかも空いてました。
しばらく様子を見た後に始めます。東の空は薄明るくなってきてライトもいらない感じにはなってきましたが水色が分からないので、目立つようにグローのジグ(マリア ラフェスタ56g廃版)で攻めていきます。
突然の祭り開幕
鳥は飛んでいるものの波が荒いためか鳥山になることはありません。
またこのパターンか…、今日もダメかなー、なんて思っていたらグイーンとアタリが!
やった!巻き巻きして抜きあげるとギリギリでイナダサイズです。
ストリンガーを結んでおく木の枝も拾っておいたし、ストリンガーにかけてすぐに戻ります。
投げてフォールさせると底をとる前にゴゴンっとアタリが!
まさに落ちパク!入れ食いです。
私の両隣の方もかけています。
釣ってはストリンガーにつないで、またすぐに落ちパク。それを5回繰り返すとストリンガーもいっぱいです。
サイズも最初のイナダよりは少し大きく45cm前後が多いです。
入れ替え戦
私は普段、持ち帰っても5匹くらいなので、ここからはサイズが大きくなれば、ストリンガーについている小さいサイズと入れ替えて、同じくらいならリリースです。
そしてストリンガーがいっぱいなら、お土産は確保できているので、気持ち的に余裕を持って遊べます。
メタルジグの種類を変えて反応を見たりしてみます。
とりあえずまだ釣ったことのないジャッカルのシアン デフォルトを試してみます。反応がありません…。周りも掛かっていないので群れが移動した?少しすると明け方に合わせて着込んでいるので、熱くなってきました。
一度、ライフジャケット脱いで、中に着ている薄手のダウンとカッパを一枚脱ぎます。ライフジャケットを着て、今度はだいぶ前に買ったアイマのフォックステイル40gです。
後方重心で40gですが結構飛びます。
ボトムまで落としてワンピッチジャークを10回、フォール…、ドン!
アタリにグイっとアワセを入れると、明らかに重く、ドラグもジジジジーと出されていきます。
前回鹿島で感じたものと同等かそれ以上、この重さと引きはワラサ!(多分…)
前回よりもドラグは締め気味です。メインのPE0.8がギリギリ大丈夫なくらいにしてます。
そして、ダウンを脱いだ時におろしたタモを置いてきてしまっています!!汗
こんな時に限ってってやつです。苦笑
タモもないしあっても、テトラでうまく掬えるかわからないので覚悟を決めます。
弱らせてブッコ抜く!
今回はテトラ帯なので沖で体力を奪い、手前まで来たら思いっきり浮かせにかかる作戦です。
沖にいる間はゆっくり巻いて、ドラグを出されてゆっくり巻いて、テンションが抜けないように手前に向かって来た時は速巻きして、沖に出ていくのは無理に止めない。
そんなやり取りをイナダの2倍以上時間をかけました。近づいてきたのでポンピングしながら浮かせにかかります。
横に走られないように、自分の前に来るように、テトラに擦れそうになったら無理にテンションをかけずに堪える。
足元まで来ると、引き波の重さが加わって重くなります。ここまでくればスペーサーのPE2.5も巻き込めてるので、潜られそうになったりしたらスプールを抑えて止めて、波が来たら巻きます。
波間から魚体が見えました。デカい!
足元の際まで寄せて抜こうとしますが、重い…!
少し手前に抜き上げ損ねて寄せましたが、テトラの隙間に入っちゃいました。ですが、まだラインテンションは抜いてません!
左足を隣のテトラに乗せて、リーダーを左手で掴みます。隙間の真上から引き出すと少し引っ掛かりましたがうまく抜けました!
ワラサキャッチです!!!
念願のワラサ。測ってみると65cmでした!
このサイズなら文句なしで、ストリンガーに繋いである最初に釣った一番小さいヤツと入れ替えです。
せっかくなんで、集合写真撮りました。
この後は、最初の入れ食いほどではなかったものの、イナダを6匹追加して、ワラサ含めトータル12匹釣りました。
13匹目をかけたときにガンガンにテンションをかけて巻いていったら、プツッとメインラインが切れてしまいました。
ドラグ設定がギリギリ過ぎたのかもしれません…。
PE2号の予備リールでも10分ほどやってみましたが、8時になってしまったのと、波も風も急に強くなってきて、まともに底が取れなくなってきたので終了することにしました。
反省とまとめ
今回の反省は、最後にメインラインを切ってしまったことです。
ドラグ設定がキツ過ぎたのかなぁ、と思っています。思いっきり竿を曲げていたので真っすぐ引き出すよりもドラグ負荷は高かったはずで、そのせいだと思います。私のロッドのガイドはアルコナイトなのでSiCやトルザイトよりも摩擦は大きいので尚更なのかなと…。
セッティングにもう少し余裕を持って、ファイトも調子に乗ったら良くないですね。
まとめとしては、コンディション的に良い方ではなかった中では…、というか過去最高の釣果だったと思います。
この釣果には、立ち位置も波や風の影響を大きく受けずに、魚も抜き上げやすかったというのが大きいです。
スペーサーラインも今回の釣行ではメリットが大きかったと思っています。メインラインが細いので風に煽られにくく、水切れもいいのでジグの操作感もかなりいいです。PE2号と比較するとよくわかりました。そして群れが遠ざかって周りの方が釣れてないタイミングでも飛距離のおかげかコンスタントにかけていけたことが大きいです。強度面ではパワーファイトでイナダ11匹は獲れたということと、丁寧にやり取りすればテトラ帯でもワラサをとれるということが分かりました。普通のPEの太さに比べるとメリットもあります。当然ながらその分デメリットもあるといった感じですね。
今回のタックル
ロッド:メジャークラフト3代目クロステージCRX-1062MH
リール:シマノ セドナ4000XG
ライン:メインPE0.8号、スペーサーPE2.5号
リーダー:フロロ30Lb、先糸フロロ50lb
今回のヒットルアー
- アイマ フォックステイル40g
- ジャッカル シアン デフォルト60g
- ジャッカル ビッグバッカー スライドスティック60g
- マリア ラフェスタ56g(廃盤)
- マリア ムーチョルチア60g(ラインブレイクにより殉職)
今回も最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。何とか今シーズンの目標だったワラサが獲れましたが、まだまだ頑張っていきたいと思います。
ではでは、また。
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