こんにちは。TAKASEAです。
今回も鹿島灘へ行ってきました。
波も高く、風も強く、雨も降る予報で、メタルジグを投げて回収するだけの修行をする覚悟です。笑
ショアジギング修行
10/23まではベタ凪で風も弱い絶好の釣り日和でした。そんな日に釣行できれば良いんですけど、今週は夜勤で土曜出勤…。家族に、日曜の休日に一人で釣りに行きたいとは言えませんでした。苦笑
なので代休の24日に釣行となった訳です。
どんな感じの天気、潮汐だったかというと…。
雨量は大した事無いものの、風と波が強い。
ヘッドランド正面は波飛沫をモロ被りするつもりなら何とかなるレベル。
ただ風が強く波も強いので油断するとメタルジグを回収する時に流されてテトラに引っ掛けてしまいます。
そして今までの経験上、イナダなどの青物が居ないわけじゃない事は知っています。ですが!波が荒く表層の流れが強くなるせいかベイトが纏まりにくいみたいです。さらに濁りが強くなればメタルジグを見つけてもらい難くなります。
つまり波や風で丁寧に探る事はできないし、濁りがあればフラッシングなどで遠くの魚にアピールもできないため、タイミング良く魚の前にジグを通して見つけてもらわないと釣れない。
まさに運任せの釣りなわけです。
まぁ、釣れないと思って行った方が良いかなと。笑
でも海に行かないことには青物は釣れないし確率がゼロでなければ、もしかしてっていうのがあるわけで。
結局は釣りに行くんです。
どんな釣りだったかというと…
子供をスクールバス乗り場に送って、保護犬のサクラを散歩して家を出たのが9:30頃です。
平日だしコンディションも良くないので、空いていると思い鉾田のメジャーなヘッドランドを選びました。風向きを考えれば鹿島方面の方が良さそうな気もしますけど、ダメ元なので近場でというのもあります。
現地についたのが11:00過ぎでした。
平日、昼前という事を考えてもかなり人が少ないです。ヘッドランドの根元付近に2人だけ。ヘッドランドに乗ってる人は誰も居ない。そして車に乗って帰るか移動する釣り人もいます。
そして鳥が数は少ないですけど、行ったり来たりしています。
簡単には釣れなさそうだけど、ワンチャンありそうな気もします。
寒いし小雨も降ってるので、薄いダウンを着て下はウェーダー、上はカッパを二枚重ねで着ます。
ヘッドランドに着くと正面に当たった波の飛沫が霧雨のように降っています。
今回は他に誰もいないので、ポジションを選び放題です。比較的楽に回遊待ちできるように、南側の横っちょの辺りの波飛沫を避けれて、風を左斜め後方から受ける辺りに立ってやる事にしました。
作戦として、そこでキャストしながら回遊待ちして周囲に鳥など回遊の兆候があれば移動して迎え撃つ。そんな感じです。
60gのメタルジグでやっていきます。
普段は40〜50gメインで使っているんですが風や波に負けないように60gです。
1時間、2時間とやっていきます。
隣のヘッドランドとの間に鳥山になりそうでならない感じで鳥が5,6羽飛んでいます。波が荒いのでベイトが纏まらず鳥山になるほどではないんだと思いますが、下には何かしらフィッシュイーターが付いているんでしょう。
こちらに少しづつ近付いて来たと思ったらソコにサーファーが入ってしまったり、また遠ざかってしまったりなかなかチャンスがきません。
時間は14:30を過ぎました。ボウズを覚悟し始めました。
鳥は相変わらず、同じ辺りに鳥山になりそうでならない感じで飛んでいます。大きく車で移動するには帰宅時間を考えればそこまでの時間もないし、とりあえず500m程先の鳥を目指してサーフを歩こうと砂浜に戻って歩き始めます。
また、無駄に粘りすぎて時間なくなっちゃったなぁ…。そんな事を考えながら沖を観ていると…。さっきまで、鳥山になりそうだった鳥が飛んできます…。
チャンス到来!
今までのベイトを探してる感じじゃなく海面下の何かに集中してる。これはもしやと思って立ち止まって観てると1羽だったのが、2羽、3羽、4羽と増えてくる!
これは来る!!
帰ってきた道をダッシュで逆戻りすると、間に合いました!正面のすぐ手前でボイルしてるのが見えます!
正面のテトラは波を被る可能性があるので、崩れて低くなっている所を選んで基礎ブロックからジグを投げます。
一投目、表層を意識して引きますが食ってきません。
二投目、さっきは気持ちが焦っているせいか速巻になってしまった事が原因で食ってくれなかったと想定して、ワンピッチジャークを3回位に2秒位のフォールを繰り返していくと、ググっとアタリが!
アワセを入れますが、ラインが波で弛んでる事も考えて追いアワセをもう一度入れます。引きはアベレージサイズ40cm位の雰囲気です。ですが、ゴリ巻きとポンピングで速攻で浮かせる事を意識してファイトします。この大きさでも波に乗って横に走られてテトラに巻かれたり、足元で波にテトラの隙間に押し込まれたらラインブレイクの可能性があるからです。
立ち位置がかなり手前なので魚体は見えませんがラインの角度や向きでどの辺りにいるか見当をつけ、テトラが組み合わさっている所を避けて引きずり上げます。
無事にキャッチです。
44cmのイナダでした。
ストリンガーを投げ込み、イナダを付けようと思ったら様子が変です。ストリンガーの先が基礎石に根掛りしてしまいました!外そうとしますが外れません…。ひとまずストリンガーはそのままにして、イナダを〆て水汲みバケツに逆さに入れて次を狙いますが、鳥は遠くに飛び去っています。残りが居るかもしれないので一応ジグを何度か通しますが、やはり無です…。
やってしまいました…。
チャンスは一瞬で通り過ぎました。そして何とかストリンガーを外そうと試みましたがロープが糸巻から外れてしまい回収不能となってしまいました。
今回の反省とまとめ
まずは反省点、ストリンガーを根掛りさせてしまった事ですね。(後日、干潮のタイミングで回収したいと思ってます。そして、改良予定です。)
これがなければ、あと1匹、上手くすれば2匹は獲れたと思います。
チャンスタイムのトラブルは本当に勿体ないですよね。
ストリンガーの先に錘を付けるようにしていたのですけど、錘の代わりに石を現地で調達して網に入れて使っていましたが、それが根掛かった原因ですね。
ちゃんとした錘を使っていれば、こんな事にはならなかったと思います。
釣果についてのまとめは、潮汐や潮の流れって釣果に大きく影響すると思いました。
もう一度載せますが、今日の潮汐はこれです。
ずっと上潮だった時には、ベイトは逃げられずヘッドランドとヘッドランドの間のサーフに留まっていたのが、上げ止まったタイミングでベイトが泳げるくらい潮が緩んだからか、潮流に流されたのか私がいたポイントに流されてきてチャンスタイムが発生した。そんなふうに観てとれます。
近くに鳥山などハッキリとした目安になる物がある時は、潮止まりまで様子を見ても良いのかもしれません。
逆方向に行ってしまう可能性もありますけどね。笑
ただ、表層の水の動きは波の向きに影響を受け、波の向きは風に大きく影響を受けるので、今回のケースだと北から南に表層は流れがあったにもかかわらず、ベイトは数時間そこに留まっていた。そこには上潮の圧力も影響していた。
上潮のパワーが無くなった時にバランスが崩れてベイトが動いた。
そう考えると、潮汐が上潮なのか下潮なのかベイトが動ける状況なのかで、潮止まりには何方に動くのかとか考え予想する一つの要素に出来そうです。
もう一つ勉強になったのがベイトです。
※このあとベイトの写真を載せます。苦手な方は注意して下さい。
胃袋の中には判別できるものでカタクチイワシ約12cm3匹、アジ約10cm、イシモチ約13cmその他が入ってました。
私の釣り経験が少ないだけかもしれませんが、こんなに多種で大きめのベイトを食べてるイナダは初めて見ました。
食欲の秋って言いますしね。これなら飛距離やサイズ的にも60gのメタルジグを常用するのもアリかもって思いましたね。また、今回は一瞬過ぎて実験できなかったですけど、プラグにも反応が良さそうと思いました。
まさにショアジギ修行、新たな学びのあった釣行となりました。
今回のヒットルアー
ジャッカル ビッグバッカージグ60g ピンクキャンディー/グロードットです。
後方重心なんで向かい風でもブッ飛びますよ。おススメです。笑
今回も最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。今シーズンももう少し楽しめそうですね。
ではでは、また。
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