こんにちは。TAKASEAです。
今年の11月はイナダの釣果情報もたくさん出ていて、私も少しですが釣ることができました。
今回は釣った魚のベイトについてです。
どんな魚がいたのかというと…
釣った魚は5匹前後までは持ち帰るんですが、その時に持ち帰る魚が何を食べているのか調べています。
どんなベイトが胃袋から出てくるかというと…
- カタクチイワシ
- シラス
- マイワシ
- アジ
- サッパ
- イシモチ
今まで見たのはこれらの魚です。
どうですか?釣りの経験が豊富な方は他にも見たことがあるかもしれませんね。
圧倒的に見る機会が多いのはカタクチイワシです。シラスもカタクチイワシの稚魚なので、カタクチ率高めです。笑
他の魚種は秋の時期に見かける機会があり、カタクチイワシとアジとか、カタクチイワシとサッパとかで入っていることが多いです。
私としては結構驚きだったのが12/1に釣ったワラサのベイトがイシモチだけだったことです。
10cmくらいのイシモチが6匹入っていました。
確かに鹿島灘はイシモチ多いみたいですし、この時期にちょうど食べ頃サイズなのかもしれません。
イシモチを食ってたから割とボトム付近の流れの中で釣れたと考えられます。
ベイトの役割
私は色んな釣りをしますが、青物をメインターゲットとしているつもりです。
どんな釣りでもエサかルアーで釣るのであればパクッと捕食してもらうのが理想だと思っています。
そして私は、ブリ系の青物はベイトを追いかけて、ベイトがいるポイントを襲撃して捕食している印象を持っています。
つまりベイトが居るところは、腹を空かせた青物がご飯を食べに来るレストランみたいなところなんじゃないかと思います。
私が期待するベイトの役割は、ベイトが青物を寄せてくれることです。
じゃあベイトのいる所って?
そうベイトが居る場所が分かるなら苦労しませんよね。
なのでベイトについて調べていきます。
例えば“カタクチイワシ 生態”と検索してみると…
「沿岸の表層域に生息し、大きな群れをつくる。昼間は縦長の楕円形の群れをつくり、水深 10 m以浅を群泳するが、夜間は群形休息する。」
こんな解説をしているサイトがあったりします。
昼間ベイトボールになっていて、その奥にジグを投げてベイトボールの中、もしくは周辺でフォールさせると青物が釣れたりします。
そして浅いポイントで群形休息をするから朝マヅメに、そこを襲撃しに青物が来るから釣りやすいなどと考えられます。
でも、これだけだと何処だか分かりませんよね。
なので“食性”を見てみます。
“沿岸から沖合の表層を群泳し、撓脚類や珪藻などのプランクトンを濾過摂食する。”などと書いてあります。
先程、ベイトで見たことのある魚達は殆どの食性がプランクトンのようですけど、シラスも食べるでしょう。イシモチは小魚、ゴカイ、甲殻類などを食べるようです。
シラスがそもそもカタクチイワシの稚魚だし、シラスを食べる魚がベイトにもなるし、青物がシラスを食ってることもあるので、シラスを探すでも良いと思います。
これらを総合すると、夜から朝マヅメにかけては群形休息をするので、流れが弱いエリアが泳ぐことのできないプランクトンが留まり、ベイトの小魚が寄るのかなと思います。
日中は流れるエリアの方が良いのかもしれませんが…。
Windyというアプリの“海流”というレイヤーで見ると流れの強い弱いが分かるので、釣行エリアを選ぶのに役立ちます。
明るくなってから現地でポイントを探すなら、鳥山を探すのが手っ取り早いです。笑
シラス漁船の位置も目安になると思っています。
まとめ
私の考える青物のポイントはベイト次第だと思っています。
なので朝マヅメは夜にベイトが溜まるだろうという場所に行き、昼間はベイトと青物が潮に乗って流れてくると思う場所に行きます。夕方はまた夜に向けてベイトが入ってきそうなポイントという感じです。
なかなか回遊のポイントを予想して当てるのは難しいですが、ベイトとなる魚がサビキ釣りなどで釣れているという釣果情報を目安にポイントを選ぶというのもありですね。
ベイトの話からポイント選びの話になりましたが、私はそんな事を思いながらポイントを選ぶようにしています。
風や波が問題なくショアジギングができる場所という前提ですけどね。
今回も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。今年はもう少し青物が釣れそうな気がしています。具体的なポイントについてではないので即効性はありませんが、皆さんのポイント選びの参考になればと思います。
ではでは、また。