こんにちは。TAKASEAです。
最近は普通に夏日になる日も増えてきて、鹿島灘の海水温も17℃を超えてきましたね。
まだ安定して釣れるほどでは無いと思いますが、いつ青物が釣れてもおかしくないと思います。
というわけで、今回は鹿島灘にショアジギングに行って来ました。
狙いの青物は釣れなかったものの、自己記録更新のシーバスが釣れましたよ。
ではでは、どんな釣行だったのか書いていきます!
今日の潮汐は
大潮です!釣れそうな気がしますね〜。笑
いつも通り朝マヅメから昼位迄の釣行予定です。
ポイントは
鉾田のメジャーなヘッドランドです。
理由は鉾田エリアは海岸線近くまで海抜が高く、湧水もよく見ますし伏流水もあるんじゃないかと思っています。
それがどんな関係があるかというと、地中のミネラルや栄養素が流れ出て、それによってベイトが寄るんじゃないかと考えています。
風向きや潮の流れ等、他にも魚の動きに関係する要因は有ると思いますが、地形による影響はそう簡単には変わらない要素の一つだと思うので、様子を見たい時とか短時間の時はこのエリアに行くことが多いです。
実釣
夜中に到着して夜明け前まで仮眠します。夜勤からの週末だったので短時間睡眠2日目です。
起きれるか不安でしたがアラームが鳴る前に目が覚めちゃいました。笑
暗いうちから準備して、薄明るくなる4時頃にポイントに着くと、既に2人いますね。
満潮のタイミングなので波が基礎石の辺りまできます。
このポイントに来るのは今年初なので、変化したテトラの崩れ具合を確認しながら、何処なら飛沫を浴びなくてすむか…、もし魚が掛かったら何処から抜き上げるか…、抜けないなら何処でタモ入れするか…、そんな事を、考えながら立ち位置を決めます。
とりあえずタモ入れは…、もしもそんな魚が掛かったらその時考える事にします。笑
本当はポッパーからやってみようと思ってましたが、波が高めでルアーコントロールを失敗ると回収時に足元のテトラに根掛かりしてしまう恐れがあるので、慣れているメタルジグでやる事にします。
海面にナブラや鳥山など見た目で分かる変化がないので、他の方の邪魔にならない程度に移動しながら、引き抵抗の違いで流れを探したりします。
そして流れにも青物がついてなさそうなので、沖向きでテトラが崩れている所の基礎石から回遊待ちをする事に。
ここまで下がっていれば波飛沫を避けられます。
ひたすらメタルジグを投げ、シンキングミノーとか投げてみますが何もありません。
開始して2時間ほど経ったでしょうか。
1つ隣のヘッドランドに鳥山が見えます。
観ていると、最初2〜3羽だったのが20羽位になりました。
完全にやってますね〜。
その鳥山が消えた、と思うとまた見えたり、また消えたり?
隣のヘッドランドのさらに先なのか?
でも鳥は手前にいる様に見えるけど…。
暫く観てましたが、鳥山は動く気配がないので、決めました!
私が移動します!!
ヘッドランドの間隔は1km、歩いて行くよりは車で移動した方が早いと考えて、混み合っている駐車エリアから車を出します。次の車が入ってくるので、行った先が不調だったとしても、もう戻れません。笑
鳥山を見つけたのが6時位、車に戻って移動準備ができたのは6:30でした。
回り込んで目あてのヘッドランドが見える位置に駐車すると、隣の車にアングラーが居ます。
少し話すと反応が無いから移動するとのこと。
反応がない!?鳥山立ってましたよね?と聞くと。
あれはカラス。なんか浜に降りて波が来ると、ワッと飛び上がるんだよね。
!?確かにカラス飛んでるけど…。だから消えたり、また出来たりしてたんだ。波打ち際で飛んでいて、降りたり飛んだりしてたのか。
少しガッカリしながら情報交換して、私はカラスが飛んでいるヘッドランドへ。
カラスの行動だって理由がある
ヘッドランドの傘の内側まで来ると、12〜13cm位のカタクチが打ち上がっています。
大量にというわけではないですが、カタクチが打ち上げられているし、しかも生きている。
カラスが群がっていた理由が分かりました。
そしてカタクチが打ち上がるのにも理由があるはずです。何かに追われてパニックになったとか。
内心、これはもらったでしょ!と思いましたよ。だってベイトが居て何かが追っているのは、ほぼ間違いないんですから。
カタクチが打ち上がっていたのは、矢印の辺りでした。
なので、①の辺りを打ち上がったカタクチより小さいですが、ムーチョルチア60gで探ります。
足元にはダメージを受けて水面を漂うカタクチもいます。
10投ほどしても反応がありません。犯人はイナダじゃない様です。
今度はワームに変えます。ジグヘッド10gにデスアダー5インチです。
①の辺りで探るとアタリがありましたが、ショートバイトでワームがズレて返ってきました。
ワームを直して投げますが反応しなくなりました。
少し場を休ませるのと、他を探るのに①から②の方向に移動しながら数投ずつ投げます。
そして②の所でテトラが無くなるので、基礎石から離岸流の流れができている奥に投げて、優しくフワフワさせながら巻いてくると、ココッとアタリがあります。
アワセた瞬間、ゴッという重みを感じたと思ったらジ〜ッとドラグを出されます。
今日のタックルはアブガルシアのソルティーステージPRMロックショアゲーム982H-MJにダイワ16BG4500H、PE2号にリーダー30lbです。強引に寄せようとしますが足場が低いので、沈んでいる基礎石にリーダーが擦れる感触があります。
そして、緩めにしたつもりはないのにドラグを出されます。やばいです。
自由にして、すぐ横にあるテトラに巻かれたりしたら、どうしようも無くなるので、ロッドを立てて基礎石に擦れる角度を浅くしてゴリ巻きします!
ジーー!ドラグが出ますが、出された以上に巻けばいいんです!!
基礎石の際で暴れます。尾鰭が見えました。デカイ!!
さらにゴリ巻きして構わず基礎石にズリ上げます!
すぐにリーダーを掴んで、さらに引きずりあげて無事にキャッチしました!
内心、ランカーいったかな?って思いましたが6cm足りませんでした。笑
74cmでも私のシーバスの自己記録は更新!嬉しいです!
ストリンガーに掛けて、先程のショートバイトのリベンジにもう一度①の所を攻めます。
さっきのシーバスのバイトでデスアダーが裂けたので、裂けてしまった頭をカットして短くします。5インチが4インチ位になりました。
それを投げると、またショートバイト!
ワームがズレて戻ってきます…!くぅ〜。また…。
また裂けてしまったので、その部分を切り詰めて3インチ位になりました。
投げますが反応しません。
しょうがなく場を休ませようと反対側の傘の辺りに移動して一通り探りますが、こちら側には居なそうです。
そんなこんなしてたら、さっきの場所の近くに他の方が入ってしまいました。
まぁ、しょうがない。
少し粘って探りますが、やはり反応なしです。
すると先ほどの場所に入った方が他のポイントに移動したので、再度①を狙います。
軽く周辺に投げてみますが反応しない。
さっきのポイントに投げて、ゆっくり巻いてくると…、ココッとアタリ!
アワセたいのを我慢していると、グッと重さが乗ったので、ここでゴンっとアワセます!
やっと乗ったー!
しかも今回のもデカそう。ヤバイ!笑
波を避けようと、最前線まで出てません。
しょうがないので無理やり抜き上げるしかない!
ゴリゴリ巻き巻き!
バシャバシャっとエラ洗いされます。60は超えてそう!
巻き巻き巻き!
手前のテトラの陰で魚が見えませんが、構わず抜き上げようとしたら、バシャバシャ…、フッ…。軽くなりました。泣
強引すぎました。苦笑
試行錯誤しながら11時まで頑張ってみましたが、このあとは何も無しでした。
反省とまとめ
先ずは反省点。
シーバスもヒラメも狙える様にと、どっち付かずの重さの10gジグヘッドだったこと。そしてワームも5インチとシーバスには大きめだったことで追尾からのショートバイトを何度も乗せられなかったことです。
対策は吸い込みを良くするために、ジグヘッドを7gなど軽くするのと、3インチ位のワームを使うこと。
あとはキャストする時はランディングの位置ももう少し考えないといけないと思いました。何とかなると思ってましたが見積もりが甘いと結局はバラす事になります。笑
まとめとしては、カラスの鳥山を隣のヘッドランドから見つけて移動した事が良かった点です。
最初はカラスの鳥山!?って思いましたが、例えカラスだとしても20羽位集まっているのには、それだけのエサがあったというわけです。
離岸流のような海面の変化や鳥の動き等の見て分かるポイントをスルーせずに、そのポイントの周辺を丁寧に探ってみたことで得られた釣果でした。
ここだと思ってキャストしてトレースしてきたポイントでアタリが出ると、予想が正解だったと思えて、めちゃくちゃ嬉しいですね。
そんな感じでシーバスには凄く楽しませて貰えましたが、狙いの青物には出会えませんでした。
次回は青物を釣りたいですね。そして、とりあえず青物を1匹釣ったらヒラマサを本格的に探したいと思います
今回も最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。次の釣行が楽しみです。早く青物に会いたい!今シーズンも楽しんでいきましょう!
ではでは、また。
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