こんにちは。TAKASEAです。
今回はヒラマサやブリ属を狙って磯でショアジギをして釣れなければ移動してライトゲームで延長戦という計画です。
朝マヅメにするか、昼からの時間にするか迷ったんですが今回は昼から夕方までの時間に狙いを定めて行ってみます。理由はwindyの海流のレイヤーで見たときに流れが夕方の方が強かったんですよね。それに上潮になるしこの時期は水温的にも夕方が良いんじゃなかろうかと考えました。
潮回りとポイントは

中潮です。大きく潮が動くタイミングの上げなのでベイトが寄れば可能性は高まりそうです。
そしてポイントですが、最初に考えていたポイントは入れなかったので、近くにあるもう1箇所を開拓してみることにしました。
実釣:ショアジギ編
着いたのが12時頃です。
付近の駐車場に停めてGoogleマップと実際の道を見ながら、入るルートを探します。
海岸沿いが崖になっていてガサ薮もあるので、闇雲に進んだりして磯に降りるルートを見誤ると最悪滑落する可能性があると思います。
今回は荷物を最小限にして、両手を空けられるようにロッドも背負うためロッドベルトも付けました。少しウロウロして先駆者の踏み跡を探すと、薄っすら獣道に見えなくもないというレベルの道がありました。
気をつけながら踏み入れていき、木が繁茂している中に入ると下草が減り踏み跡は多少ハッキリとしますが、コレはヤバいレベルだと感じます。暗かったら迷いますね。
夕マヅメまで頑張らずに早めの撤退を考えます。
進んでいくと、ふと磯の匂いがします。いよいよ海が近くなると、踏み跡は濃くなり、そこを水が流れてグチャグチャヌルヌルの斜面になっていきます。
そして先駆者達が用意したロープが。
ロープに体重を預け過ぎない様に気を付けながら降りていきます。
両手が空けられて良かったと感じます。苦笑
途中、ロープにかなり頼る所があり、使う前に強く引いて強度を確かめてみますが、自分でロープを用意した方が良いかなと思ったりします。
なんだかんだとビビりながら降りてやっと到達しました。用意やルート探しを入れると30〜40分程かかったでしょうか。

すると落石痕が…。一緒に落ちてる木の葉っぱの感じからするとごく最近の様です。

あまり崖のそばには寄らない方が良さそうです。苦笑

やっとこのロッドのネーミングにつり合う所まで来れたのかなと思ったりしますが、スタート地点に来ただけの気もします。笑
始めていきます。
干潮なので波のかからない端まで行ってキャストすると、テラスの様になった地形は沖側20mの辺りまでで、そこから落ち込んでいる様です。崖からだと50m位はテラスがありそうです。満潮だと崖際10m位まで海になりそうなので、波が高い時はもちろん危険だし、ベタ凪でも私の様に海に浸かりたくない人は干潮周りの釣行が良さそうです。
キャストした先は岩礁が点在している様ですが雰囲気的には深い所は10mくらいはありそうなのかなと思います。水深は鹿島灘で私が釣りする所と同じくらいなのかなと、ただ流潮が重い感じがします。流れが速いのともちょっと雰囲気が違う不思議な感じです。
テラスのアゴのところにルアーが引っ掛かるのが心配でトリプルフックのルアーはあまり使う気にはなれませんでした。
メタルジグを投げ続けていると、鳥が通過していきます。
ひたすら投げていると潮目ができてきて届きます。
何かを期待して投げ続けます。
するとトビウオが5〜6匹ピョピョッと飛んで着水しました。
“何かに追われた!?”
ジグは届きましたが、何もなし。
投げ続けます。
左足が滑って潮溜りに足が入っちゃいました。笑

ひたすら投げてシャクって巻いて、根掛かって、外して巻いて、シャクって…。
段々と潮が満ちてきて、立ち位置を後退しながらやっていきます。
ダメだ。何もなし。
久しぶりに割と長時間ジグを投げました。
16:30、撤退します。
ここは日が暮れてからでは帰り道に慣れていないので危ないと考えました。移動して夕マヅメにはアジでも狙ってみようと思います。
ロープを使って岩盤を上り、来た道を戻って行くと来た時の踏み跡が分かりません。
ヤバい、やっぱりこうなるか…。
Googleマップを開いて、駐車場の方向に向かうと、来た時のルートに復帰できました。ルートのすぐ横はかなり高低差があります。森の中は下草が少なく踏み外し難いのが幸いです。
なんとか駐車場に戻り軽く片付けて移動します。
実釣:ライトゲーム編
以前、アジングやメバリングをしたことのある漁港に来てみました。
ショアジギは雰囲気がなさすぎるので、ライトゲームに切り替えます。
アジングタックルとフロートタックルとして使っているエギングロッドにエギをつけて準備します。
先行者がいたので声を掛けて隣に入らせてもらいました。
少しやってみますが、アジもイカもなんだか釣れそうな雰囲気がありません。
ジグヘッドを1つ根掛かりでロストしました。
リーダーを組み直していると、今日はベタ凪だったのを思い出し、歩いて漁港の外のテトラ帯に移動します。
途中まで行ってヘッドライトを忘れたことに気付き取りに戻ったりしてました。
疲れてますね。笑
こういう時は慌てず無理せず、やる事にしています。
水道を挟んで沖テトラがある辺りに入ってみます。
考えてみればここでライトゲームをするのは初めてです。絶対にデカいメバルは居るだろうと思ってましたが、こんなベタ凪のメバル日和に来たことがありませんでした。苦笑
闇メバルポイントLと呼びます。
ワームで探りますが、何もなし。
しばらくエギで探るも何もなし。
大分日が傾いてきて薄暗くなってきました。
イカは一旦諦めて、フロートリグを継なぎます。以前紹介した。リグっておいて、外したり付けたりする方法です。以下にリンクを貼っておきます。

フロートリグで探ります。
まだ少し明るいので、目視でどこを通すと海藻があるのか、流れがあるのか確認しておきます。
何か完全に日が落ち、残っていた明るさも消えてきた頃です。
満潮潮止まりからの下げで流れが出来始めたようです。
水道から払い出す流れから外して、流れとテトラ帯の間辺りにキャストして、ゆっくりと巻いては止めて、巻いては止めてしていると、クッとアタリ!
ギュウッとアワセて一気に竿を立てて浮かせます。ゴリ巻きです。
寄せてみると良型のメバルです。タモで掬ってキャッチです。

19:30、そしてここで、また忘れ物をした事に気付きました。スケールです。笑
30cm弱ですかね。
ロッドとの比較写真を撮って次を狙います。
少しコースを流れに寄せて、ゆっくり巻いては止めてチョンチョンしてステイを繰り返していると、コッとアタリ!
今度もゴリ巻きしますが、先ほどの個体よりも引が強い!
ドラグがジージーと出されます。
アジがくるかもと思ってドラグを弱めにしていたのが失敗でした。
根に潜られて感触的には完全に根掛かりで動かなくなりました。
ベールを返してラインテンション抜きます。
少し待つと意外と早く動き始めました。
一気にテンションをかけると浮きました!
ゴリ巻きで寄せます。
タモでキャッチ。

19:46、さっきのより少し大きいです。これは30cm超えてそうです。
次を狙います。
今度は潮目の辺り。
着水と同時にアタッたのでアワセましたが、ワームがずれただけですっぽ抜け…?
着水と同時に食ってくるなんて、小メバルにしては大胆だし、捕食が下手だな…。なんだろ?
しばらく扇状に探りますが、潮目の辺りですっぽ抜けるアタリが更に2回ほどあるだけです。
そろそろ帰ろうか悩みます。
最後の1投です。潮目の辺りにキャストして、乗らないアタリの正体を確かめたい。
ククッと小さなアタリ、アワセずにロッドをチョチョッとシェイクしてみます。
モニュッとした様な魚感があります。魚はまだ咥えてるようです。ギュウッとアワセを入れると引きは強いですが軽いです。
巻き巻きして足元でヘッドライトで照らすとアジでした。抜き上げてキャッチです。

20:30、手で測ると28cmくらいですかね。
アジが回ってきてるならアジを狙います!
ジグ単のアジングタックルでやってみますが、こちらだとアタリません。潮目の所まで届かないのか、フロートリグの様に表層をキープできないからなのか…。
フロートタックルに再度持ち替えて、再現を試みると、きました!
巻き巻きして抜き上げてキャッチしようとしたところ、ポロリ…。
アジのサイズが良くて挟むのに手間取ったのが原因です。次からはタモを使います。
同じように潮目に投げて、ロッドをシェイクするようにチョチョチョっと動かしてゆっくり巻いて止めてを繰り返しているとモニュモニュしたアタリ。ギュウッとアワセます。
巻き巻きして足元でタモ入れです。

21:02、これも同じくらいのサイズです。そしてベイトを吐き出しました。

種類は分かりませんが小魚です。
シュラッグミノーに替えてみます。

一発できました。

21:09、シュラッグミノー正解!と思いましたが、そのあとが続きません。笑
ガルプのベビーサーディンにして同じように誘います。
するとクッとアタリです。ギュウッとアワセて巻き巻きすると重い。メバルです!
潜られないように竿を立てて浮かせます。タモで掬ってキャッチです。

21:27、さっきのよりは少し小さいですかね。30cm弱かなと。
続けて誘います。

21:35、今度はアジ。同じ誘い方でどっちも釣れることもあるんですね。

21:43、これもアジ。
このあとも誘って行くと、モゾっとアタリ。ギュウッとアワセて巻き巻きするとジジジーとドラグが出ます。
そして根に潜られてしまいました。またベールを返してラインテンションを抜いて出てこないか待ちましたが、動いたタイミングで巻きましたが、外れちゃいました。
メバルだったのかな?引きはアジっぽい感じだったんだけど…。魚体が見れず残念でしたがしょうがないので次です
またチョンチョンしてるとモゾっとアタリ。ギュウッとアワセると、ギュンギュン引きます。
メバルに潜られた根があるので竿を立てて浮かせます。
寄ってきたところで根に触った感触はありましたが、無理矢理浮かせることに成功です。
タモで掬ってキャッチです。

22:13、これもアジでした。
この後も少し探ってみましたが流れが緩くなってきたせいかアタリがないので納竿です。
メバル3匹はリリース。アジ6匹は持ち帰ります。

一応ロッドもメジャーに乗せて写真撮ってみました。笑

こんな感じです。笑
反省とまとめ
今回の釣行は装備の面で、足が濡れる準備をしておけば良かったかなと思うくらいで反省としては、それくらいです。
尺(たぶん)アジポロリも反省です。最初からネット使っておけば良かった。初尺アジは次回に持ち越しです。
まとめとしては、ショアジギの新規ポイントを無事に開拓できたし、狙い通りにデカメバルが釣れたのと、おまけで良型アジがたくさん釣れたので、満足感の高い釣行でした。イカはダメでしたけど、そのうち釣れることもあるかなと思います。
今回も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。最近はアジを釣ることができるようになってきて嬉しいです。そして、そろそろ今シーズン初の青物を釣りたいところですが、持ち越しですね。次回頑張ります。
ではでは、また。
今回のヒットルアー
このスーパーボールで自作フロートを作っています。下記リンクに自作フロートの作り方を貼ります。

デカメバルをフロートリグで狙うなら、このジグヘッド一択です。過去にはクロダイやマダイなど歯や顎が強い魚も問題なくキャッチできています。
いつもはサンドワームでメバルを狙うのですが、アジの場合はイソメの方がサンドワームに比べると細長いせいか食い込みが良かったです。
シュラッグミノーはシャッドテールのせいかサンドワームでは反応しない時など、アピールを変えたい時に使っています。
ベビーサーディンはやはり強いです。見た感じはアピール弱そうに見えますが釣れます。