こんにちは。TAKASEAです。
皆さん“ワレカラ”って知ってます?私はそんな生き物がいることを全然知りませんでした。
今回はそのワレカラについてです。
ワレカラとの遭遇
私は最近エギングをやっていまして、その時にエギのカンナにチョリチョリした赤紫色の海藻がついてきたりしました。
ホンダワラかアカモクか、多分そんな種類の海藻なんですけどコレにね着いてたんですよ。
見てみてください。
イソメみたいなのとは別に海藻の先端辺りでクネクネしてる生き物がいますよね。コレです。
エギにもね、着いてくるんで寄生虫とかやばい類いの生き物なのかと思って最初はビビりました。笑
ネットで調べてみようにも名前が分からなくて、みたまんま「海藻みたいな虫」とかで検索しましたが思ったような検索結果は得られず、X(旧Twitter)で聞いたところ教えてくれる方がいてわかったわけです。
ワレカラとは
外洋に生息する小型の甲殻類で、海藻の表面に多数見いだされるほか、深海底にも生息している。ヨコエビと近縁で端脚目に分類されるが、腹節及び尾節が著しい退化傾向にあり、身体の大部分が頭部および胸部で構成される。多くの種において、身体を屈伸させるほかに水中を移動する術はなく、もっぱら生息基質である大型藻類等の表面に定位し、デトリタスや藻類を食べる。
ネットで調べてみると、こんなふうに書いてあります。
デトリタスというのは、生物由来の物質の破片や微生物の死骸、あるいはそれらの排泄物を起源とする微細な有機物粒子のこと。らしいです。
地質的なものもあるようですが、説明で使われてるのは生物由来の方でしょう。
まぁ、要するに雑食なんですな。
エギに単独でくっついてきたのも、死んだ魚と勘違いしたのかもしれません。
ワレカラが私たちにどう関係するのか
ワレカラを調べていたら、ワレカラをメバルが食べてるとか、ワレカラを食べてるアジは金アジになるとかって情報が出てきました。
そう言われてみれば、メバルの胃の中からワレカラみたいなのが出てきたことがあったのを思い出しました。
コレはエギに付いてきた生きてるヤツですが、こんなのです。
エギについて来た海藻の量に対してのワレカラの量を考えると、このポイントにはとてつもない量のワレカラが生息していることになります。
ということは、アジやメバル、その他にもワレカラを食べる魚はこのエリアに集まってくる可能性が高いですよね。
そしてアジなどをベイトとするフィッシュイーターも集まる筈です。
そう考えるとたまに海藻が引っかかってくるだけのポイントがすごく有望に感じませんか?
私は、時期が来ればそれぞれの魚が集まるポイントになると思いました。笑
まとめ
アジとかメバルが寄るポイントなのは知っていましたが、それは多分ベイトになる何かがあるんだろう…、と思ってましたが、今回ワレカラを見つけたことで何がエサなのか想像がつきました。
ワレカラしか食べないとかじゃないでしょうし、もちろん他の要素もあるでしょうけど、移動能力が低くエサになる生物が大量にいるというのは、魚がそこに回遊するとか留まる大きな要素になると思いました。
そこは、魚にとって24時間営業の食べ放題レストランに感じるんじゃないでしょうか?
今回も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。たまたま引っかかってきた海藻をライトで照らしてみたらビックリという出来事だったんですけど、判然としないことが少しだけ理解できた気がしました。釣れるかどうかは別ですけど。笑
ではでは、また。
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