こんにちは。TAKASEAです。
今回はブリにつく寄生虫、ブリ糸状虫です。といっても続編は…、ないかもしれませんが。笑
どんな魚に寄生しているか
私の経験の中でこの虫を見つけたのは60cm以上のワラサだけです。3匹中2匹には寄生していました。
50cm以下のイナダはかなり沢山釣ってますが寄生されているのはみた事がありません。
YouTubeで鮮魚を捌く仕事をしている方は、天然のブリには9割位はいるとおっしゃってたので大きくなる程、寄生されている割合が増えそうなかんじです。
見た感じはどんな感じなのか
魚を3枚におろしたりすると、断面にニョロっと出たりします。
コレを引っ張り出すとこんなのが出てきます。コレは5日ほど冷蔵庫で熟成させた半身から出てきたので寄生虫の中が黒っぽいですが、釣ってきたばかりの魚から出てくるものは、血液の色で綺麗な赤です。
寄生虫が入っていたところは空間になって部屋のようになっています。長さは結構長いですが、渦巻きの様になってたり折り曲がって入っているも多いので、サクだと見つけきれないかもしれません。
ヒトへの害はあるのか?
人には寄生しないそうです。
特に害はないということですが、見た目的には良くないので、食べる人には見せない方が良さそうです。
寄生虫を食べてしまっても害はないとは言うものの、流石に寄生虫そのものは食べたくないので試してませんが、寄生虫の部屋になっていた部分は流水で流した後、生のまま食べてみました。腹痛などもありませんでした。
とはいえ出来るだけ部屋の部分も、取り除くようにして食卓に出してますけどね。
まとめ
釣った魚に寄生虫がついているのは、当たり前の事だと感じるようになりました。
お店で売られている天然ブリの切り身は、お客の目に触れないように処理されているんだろうと想像しています。
私が釣りをしている時にスナメリも多数見かけるので、海域的にはアニサキスもいる可能性が高いと思っています。
生食を避ければ、リスクは無くなりますが刺身という食べ方が息子は大好きだし、私も好きです。
家族の健康のためにも、気をつけて魚を捌いて食卓に載せたいと思います。
下記に東京都保健福祉局のリンクを貼っておきます。ブリ糸状虫以外の寄生虫についても解説されてますので参考にして下さい。
今回も最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。釣った魚を食べるのも楽しみの一つだと思います。知識を持てば適切な調理ができます。お互い安全に楽しめたら良いですね。
ではでは、また。
コメント